ダイハツの「e-SMART」はEVである

世間一般からは異論しか出ないでしょうが、
トヨタ・ライズ、ダイハツ・ロッキーに搭載の「e-SMART HYBRID」搭載の車種はEVになるのです。
その理由は以下の通りです。

EVの定義について

経済産業省のページには「EV・PHVとは」という経済産業省としての定義を示しているページがあります。
しかし、残念ながら肝心の「EVとは」というリンクが切れてしまっている為
国立国会図書館の「インターネット資料収集保存事業(Web Archiving Project)」ホームページにて検索しました。
それで見つけたのがこちら[保存日:2017/09/07 – 2017/12/01 ]
これによると

EVとは電気自動車の事(まあこれは誰にでも分かりますね)
そして重要なのが
「EVの仕組み」の項目
これに該当するのがEVということになります。
その内容は、車を駆動させるシステムについて定義しており、
・ガソリン車:ガソリンをエンジンで燃焼させて駆動させる。
・電気自動車(EV):電動モーターで車を駆動させる。
つまり、駆動を電動モーターのみで行っているものはEVということになる。
ガソリンエンジンを駆動にも使っているHVはEVとは呼べないことになる。

一般的にEVは駆動させる「電源」をバッテリーのみに頼っている。
充電は充電施設である。

今回ダイハツで開発の「e-SMART HYBRID」や日産の「e-POWER」は駆動にはバッテリーを使用している。
EVの充電設備に当たるところがガソリンエンジンとなっている。
充電設備が車外か車内に搭載かの違いというだけ。
つまりは「発電機搭載型EV」ということ。
発電機をガソリンエンジンと呼んでしまっているのでEVと考えてもらえないから、しかたなく「ハイブリッド」と言っているだけ?
(もしくは国土交通省への登録の問題か?)

「EVの仕組み」にあるイラストでは、「車載充電装置」というものが描かれてます。
「e-SMART」「e-POWER」はエンジンを発電のみに使用している。つまり「車載充電装置」なので、まったくこの絵の通りの作りとなってます。
※経済産業省のページから「EVとは」のリンクが切れたのは「e-POWER」出現が原因かもしれない。(上記説明のイラストが原因)
その後EVの定義に困ってとりあえず意識的にリンクを切ったか・・・

じつはFCVのミライも同様の発電機搭載型EVなのです。
ミライも燃料電池で駆動用電力を直接モーターに供給しているわけではなく、駆動用の電池が間に介在しています。
「e-SMART」とは発電する装置が水素由来かガソリン由来かの違いになります。

まあ、環境負荷は発電にガソリンを使用している「e-SMART」「e-POWER」の方が大きいですけどね。
環境負荷の大きさでEVとハイブリッドを分けてるわけではないので。
「e-SMART」はEVである となるわけです。

11/11 補足
日産のサイトにe-POWERの説明のページがありました
「e-POWER」は発電した電力をバッテリーの補助的として同時に使うこともあるようです。
この方式は30年以上前にボルボが試作車を公開したときと同じ方法です。
まあ、ボルボはガスタービンエンジンを搭載と、より発電には本格的な内容でしたが。
(高速走行時や高負荷時は、ジェット機のようにキーンという高周波音が聞こえたとのこと。)
当時のカーグラフィック誌に試乗の記事が掲載されていました。

「e-SMART」については詳細は探せませんでした。

「ダイハツの「e-SMART」はEVである」への2件のフィードバック

  1. 待ってました。現在の数あるパワーユニットの中で一番メリットが多い方法だと思っています。燃料消費量、メカニズムのシンプルさ、他のパワーユニットの最大の弱点である燃料供給の容易さではガソリンか液化天然ガスが一番である事、更に臨機応変に発電と充電を開始できるのでバッテリーが小さくできるのもメリットと思われます。希望はこのパワーユニットが日本の軽自動車に搭載され、日本中を燃費の良いコンパクトカーが走り回ることです。

    1. アマチュアカメラマン様
      コメントありがとうございます。
      ダイハツはこの形式の物を軽自動車にも流用する計画のようです。
      この後メリット・デメリットや購入記も掲載予定です。
      値引きとかどこまでネットに出していいか確認しないといけないのでそっちの情報はすぐにとはいきません。
      今後ともよろしくお願いいたします。

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