今どきの国産バイクなら特に心配することでもないですが、中華製なので、錆びるだろうなぁ~と思っていたら、案の定一ヶ月で錆が発生してきました。
まぁ今年は例年以上に雨が多かったせいもあるかもしれませんが、予想通り。
鉄を使っている限り避けて通れない道ではありますが、日本製品のように対策に気を使っていませんので、ほっておくと錆々になって寿命も縮まってしまいますので、しっかり防錆対策をしていきましょう。
普通ネジやナット類などはステンレス製に交換することで対策できますので、様子を見て交換していきましょう。
ただ、交換できない部品もありますので、そこは防錆剤を使用するということで対処していきます。
大きく錆びの出てきたところは、車体ナンバーの刻印とマフラーの溶接場所(車体取り付けのステーを溶接した部分)
ここにはカーケア用品大手ホルツの「サビチェンジャー」を使用しました。
実はこの製品は20年以上前にも車で使用したことがあります。
長年生き残ってきた製品ということですね。
でもあまり知られていない商品だと思います。
この製品の特長は、錆びてからの錆対策の商品ということ。
「錆びてからじゃダメじゃん!」と思われるでしょうが、そこがこの商品の面白いところで、この商品は「赤錆を黒錆に変化させる」ことで防錆するという変わった方向からの防錆剤なのです。
ご存じのように赤錆(Fe2O3)は進行していきますが、黒錆(Fe3O4)は赤錆のように通常発生するものでは無く「酸化膜」と呼ばれるものです。
この「黒錆」は赤錆の発生を抑える効果があり、この「サビチェンジャー」は赤錆を錆から保護する黒錆に変化させる「転換剤」と呼ばれる製品です。
実際使った画像は以下の通り。
鉄を塗装した後に打刻してますので、そりゃ錆びますよね。
シート下は雨などが流れる構造になってますので、対策してないのでそのままでは錆々になってしまいます。
赤錆がしっかり黒錆に変化してますので、今後しばらくは大丈夫でしょう。
マフラーの錆にも使用してみました。
ただし、メーカーの補償範囲外の使用です。
製品のQ&Aでは、「マフラー等の高温部には使用できません。」と書かれています。(耐熱温度は150℃)
塗布一週間後にエンジンをかけたところ、やはり臭いにおいがしましたが、しばらくするとにおいも消えました。
溶剤が乾燥した部分が高熱で溶けたかしたのでしょう。
黒錆はしっかりとできているはずなので、多分大丈夫ではないかと思います。
まあ、この部分は自己責任で。
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交換できないボルト部分などは、市販の防錆剤で対処してください。
こういうところは定期的に確認して適切な処置をとるしかないでしょう。錆が発生する前に(またはごく初期なら)防錆剤をこまめに塗布で対応できるかもしれません。
【参考】
クレ CRC スーパー5-56(5-56シリーズで、防錆に特化させた商品です)
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ネジが回らないなどの時はDXが良いかも。
実際換気扇のネジが回らなかった(通常の5-56では回らなかった)のが、DXを噴いたら回りました。
(最近スーパーとDXを購入しました)