寒さ対策その1)はこちら。簡易温室などの紹介です。
本格的に寒くなってきたら暖房も考えます。(でも準備は早めに)
(執筆時既に寒くなってしまいました。(^^; )
我が家の場合、そらちゃんが寒さに強いとはいえ、最低気温が15度を下回るようになってきたら暖房の準備をします。(そらちゃん用の)
日中は視界を確保する為温室を閉じられないので基本エアコンです。
(そらちゃんの適温で設定。一般的にインコの適温と言われている25℃以上ではありません。設定温度は22℃~24℃くらい。ケージの位置で19℃~22℃くらいです。床の位置ではいつも20℃きってます。)
夜間はサーモスタッドを併用して暖房。そらちゃんは設定温度20度です。
(あくまでもそらちゃん用の設定です。一般的にはもっと高めです。(^^;))
寝る前にWEBや気温情報のアプリなどで、最低気温の予想を把握しておきます。
朝には部屋の気温とケージ内の気温をチェック。
(温度計でケージの近く(床)。そらちゃんが通常いるところ付近の温度を測って、気温との差をチェックします。)
ケージ内の糞の状態とそらちゃんの状態を毎日チェック。
日中もそらちゃんの状態や糞の状態を観察しながら、夜間の暖房を追加するかどうか決めます。(寒がっていないか、いつもと違う状態でないかなど。)
急激な温度変化のないよう、かつ、もやしっ子にならないよう厳しめにしてます。
そらちゃんは気温が一桁になる、我が家で一番寒い場所。洗面所でも大好きな「鏡ちゃん」のところで元気に遊んできます。
(他のブログや動物病院でみるインコより、そらちゃんの適温は明らかに低いので、くれぐれも個々のインコの適温を把握しておいて下さい。)
我が家ではそらちゃんはLDKにいるので、他の部屋より気温が下がりにくいです。
LDKにはTVや照明などの他に、夜間にも熱源として機能する冷蔵庫や炊飯器といったものもありますので。
(夏場はこれがデメリットに)
我が家では暖房器具として電気あんかを使用してます。
冬場の暖房として一番利用されているのは保温電球ですが、これは発熱すると光を発する※為、夜間暗くするというカバーの意味がなくなります。その為発熱しても光を発しない、さらに安価な電気あんか(しゃれではなく)を選択しました。
電気あんかはディスカウントストアや家電量販店で、「時期」なら598円とか399円とかで売ってます。
※保温電球(ひよこ電球)は「明るくならない」と商品説明には書いてありますが、通電し発熱すると光ります。保温電球とは、ようは電球型電熱器です。
調理器具の電熱器は明るくはないですが発熱しているとき赤く発光しているのがわかります。(部屋の明かりを消しても、目が慣れれば電熱器の明かりでもかなり見えます。)
この状態を掲載しているブログなどもありますので、保温電球が「ひかる」ということが信用できない方は検索して調べてみてください。
この「光」を気にするインコと気にしないインコがいますので、性格により検討したほうがいいと思います。
気にするタイプのインコで、どうしても保温電球を使用しなければならない場合、サーモスタッドを使用せず点けっぱなしにしましょう。サーモスタッドを使用して点いたり消えたりしたほうが気になります。
~~~ あんかによる暖房の仕方 ~~~
初冬はケージの横に電気あんかを置き、これにカバーがかぶさるように掛け、さらにその上に毛布を掛けます。
この状態で、室温10度以上の場合、だいたい5度くらいケージ内の温度を上げられます。
(ケージは35サイズです。サーモスタッド使用。20度に設定。毛布のかけ方などにも影響されます。)
さらに寒くなってきたら、温室本来の形に戻し(ビニールカバーを掛ける)、ケージにカバーを掛け(電気あんかはカバーの内側)、温室を閉じ、温室にも毛布をかけます。ついでに余ったアルミ断熱シートの切れ端もかけてます。
(雪が降るくらい寒いときは、ケージのカバーの上にさらに毛布を追加したりします。)
氷点下になりそうなときは、あんかのダブル使用も検討。
「の字型に置いても良いかも。
— 我が家の使用器具 —
[サーモスタッド]
GEX ジェックス
サーモスタット NX003N [熱帯魚 水槽用 サーモスタット]
ヒーター最大300Wまで対応。ヒーター別売り。
水槽用ですが、空気中での使用報告多数有。ただし、メーカーの推奨設定ではない為自己責任となります。
温度設定も15度~35度と広く、空気中で確認した際も誤差が1度前後だったので、誤差の範囲と考えられる性能だったので、実用上問題ないと思います。レビューでも同じような記載が多いです。
[暖房器具]
広電 平形あんか(VAH-6A-5)
ON・Offスイッチ無し。消費電力:60W
温度調節ダイヤルあり。(設定:弱-中-強 無段階ダイヤル)
ディスカウントストアとか、家電量販店で「時期」なら598円とか399円とかで売ってます。
あんかは足を直接暖めるものと思われがちですが、使用説明書を見ると、脚に直接触れさせず、布団の中に空間を作って、その空気を温めて使用する旨の記載がありました。(低温やけど対策だと思います。PL法の。)
あんか1個使用でケージ内の温度を2度~5度上げられていたと思う。昨年の厳冬期はケージカバーが現在のものではなかった為、まったくイコールではありません。
温度はカバーや毛布のかけ方にも影響されます。暖かい上側に隙間を作らないよう注意。
[温度計]
クレセル(CRECER)時計付き温度計 AP-07W
温度計測が本体と、外部温度を測れるプローブ付き。
2箇所の温度を計測できるので床に本体。ケージのそらちゃんがいる高さにプローブを付けて、温度を計測してます。
温度の記録機能はありません。計測温度を測れるタイプの温度計もあります。
右側の温室夜仕様の画像ですが、この写真では
「カバー」→「毛布」→「アルミ断熱シート」の順ですが、
「アルミ断熱シート」→「カバー」→「毛布」の順のほうが効果が高いと思われます。ほんとは毛布は2番目が良いんですが、かじられたりケージに引っかかる恐れがあるので、この順番がベストかと。
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その他の暖房器具というと、
文中で出た
「保温電球」(ひよこ電球) や 「パネルヒーター」 などが主なものだと思います。
パネルヒーターはペット用の小型のものから人用の大型のものまで幅が広いです。
私の姉もセキセイインコを複数飼っていますが、羽数が多い場合はパネルヒーターが便利と言っていました。
(人用の大型のものを使用ただし、大型のものを使用すると、暑い場合逃げ場がなくなる場合があるので、設置には注意が必要です。)