インコの爪切り – 重要事項 –

セキセイインコに爪切りは必要か?
の続編です。

爪切り程度の話でなぜ続編かというと、爪の切り方を間違えると問題があることが分かったからです。

そらちゃんは、前回お話ししたように爪の伸びるのが早く、1~2ヶ月に1度爪切りに行ってました。(ついでに健康診断。いつも◎でしたが。)

しかし、昨年10月を最後に爪切りに行っていません。
爪が伸びなくなったから?
いいえ違います。
爪を切って1ヶ月後にはもう伸びて痛くなってます。(人が)

なぜ爪切りに行かないのか。
それは、爪を切った先端から細く鋭い爪が伸びてきて、そこには血管が通っていて切れないから。
そして、細い爪は折れて出血の可能性もあるので、しばらく爪が太くなるまで様子を見ようと思ったからです。

人間の爪の成長点は、爪根元の白い半月状の部分付近(爪ではなく指側にある)です。
指の方に成長点がある為、たとえ爪が全部はがれてしまったとしても、爪は再生します。

赤丸あたりが成長点

インコはどうでしょうか?
そのことを書いた文献を私は知りませんが、爪に血管が通っているので、爪自体に成長点があるということだと思います。
つまり、人と違い爪が全て剥がれ落ちてしまったら、再生する部分が指にあるわけではないので、爪は欠損したままとなると思います。
(未確認)
3/18追記
3/17 動物病院にて確認しました。
爪が全部欠損した場合、生えてくる場合と生えてこない場合があるとのこと。
人と同じで爪が生える「元」となる部分が残っているかどうかが分かれ目なのかもしれません。
ただし、まったく同じ状態になる(正常な爪が生える)とは限らないとのことでした。
追記終わり

今回のお話は、この「成長点が爪にある」事が重要な点です。

つまり、今まで爪がすぐ伸びるからと出血しないぎりぎりまで切ってしまったので、主に成長する部分(爪の先端)に成長を抑える(伸びるのに邪魔となる)古い爪の部分が無くなったため、先端に細く鋭い爪が伸び、爪を伸ばすためにその細い爪に血管が通っていった(実際には爪の成長とともに血管も伸びた。)
ということだと思います。
血管は爪が成長するための栄養や酸素などを運んでますので、インコが元気でよく動く場合は血液の循環もよく、爪の成長も促進されます。
「先端にある爪(古い部分)は血管の伸長を抑える役目(壁)も果たしているため、爪をぎりぎりまで切ったことにより、この歯止めが外れ血管も伸びてしまった。」ということでしょう。

結論として、
爪の伸びるのが早いからといって、出血しない血管ぎりぎりまで切ってはいけない。
先端のとがった部分を少し切るぐらいがベスト?

これがインコの爪切りの原則になると思います。
ふだんあまり爪が伸びないインコについてはこの限りではないかもしれません。
うちのそらちゃんのように、爪の伸びを問題視しているブログは見たことがないのでレアケースかもしれませんが、元気印のインコちゃんは特に気を付けてください。

こうなると爪が太くなるまで待たなければなりません。
服などに爪が引っかかって危険な期間が長くなります。
ご注意を。

通常のインコの爪の形
通常のインコの爪 血管

イラストの赤い部分の血管が通ってます。
実際は黒く見えます。光に透かすと分かりやすいです。

爪のカットライン

④は血液検査などで血液を採取する場合。
つまり出血します。
今回問題としたラインは、③のように血管ぎりぎりまで切った場合に起こる問題です。
実際切る場合は①か②くらいに留めるべき。

爪先端の成長点

血管の先端部分が先に伸びる成長点となる。
さえぎる古い爪が無いので、先に伸びやすい状態。

先端に細い爪が伸びた状態

通常爪は古い爪があっても伸びるので、遮るものをなくす(切る)と成長が早い。
つまり伸びるスピードが速いので新しい爪は細くなる。
また、血管も爪と一緒に成長してしまう。(遮るものがないため)

後ろ指の爪

撮影角度的に分かりにくいかもしれません。
後ろの指の爪です。
これでも3ヶ月くらいたった状態です。
1ヶ月くらいの時は非常に細いので、サクッと刺さり、通常の爪が伸びた時より痛いです。

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